裏千家の茶道に携わる方を和束町の本社へお迎えし、日本茶や文化、日本の一次産業の未来について意見を交わしました。滋賀の日野茶や岐阜の白川茶など、正式な茶会では出会うことの少ないお茶もお楽しみいただき、日本茶の知られざる多様性を実感しました。

林業や漁業と比較しながら、自然そのものが持つ高度な生態系と向き合う農業の可能性についても議論。その方は現在、隠岐島で農業を軸とした大企業向けの組織づくりにも取り組まれています。隠岐島は米作り文化や、後醍醐天皇の流刑地としての歴史から京都とのつながりも深い、開かれた地域だそうです。

中学時代から茶道に親しみ、留学先のボルチモアでその力を実感し、セブでの英語による茶体験の提供やNTT時代のセルビアでのグローバル人事への応用など、その歩みには日本茶の可能性が詰まっていました。古民家をクリエイティブ拠点として活用する新たなコラボレーションも動き始めています。お茶は人と文化、そして新しい可能性をつなぐ媒体だと感じる時間となりました。人生には、まだまだ可能性があります。